HOMEへHOMEへ

地理用語辞典

ここではマガジンで今までにでてきた地理用語を「あいうえお」順に並べてあります
現在、第14号まで67項目を編集しています。
また、ここにない項目について質問したい方は、地理FAQ掲示板にて質問してください。




:最重要 :重要 :頻出

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行
マ行 ヤ行 ラ行 ワ行 A〜M O〜Z


ア行

イギリス国教会
イギリスの宗教改革によって成立した国家教会。イギリス国王を聖俗両域の至上の統治者としたもの
イスラム教
7Cアラビアの預言者ムハンマド(マホメット)により創始された宗教。唯一神アラーの信仰を説き、聖典はコーラン。北アフリカから西アジア中央アジアにかけての乾燥地域に広まっているほか、モンスーンアジアのマレーシア・インドネシアなどでも信仰されている。聖地はメッカ
ウルグアイ=ラウンド
1986年に始まり、1993年に合意されたGATTの多角的貿易交渉。従来の農業・繊維・資源・熱帯産物などに加えて、金融・情報・通信などのサービス貿易や知的所有権などについて関税の一括引き下げなどを協議した。農業交渉で難航
英語
西部ゲルマン語系に属し、アングロザクソン人の言語であるが、国際語として全世界で共通に使用される言語。インドやケニアをはじめとする、旧イギリス領植民地諸国では、現在も公用語・準公用語として広く用いられている
園芸農業
都市への出荷を目的として、野菜・果樹・花などを集約的に栽培する農業。一般的に経営面積は小さいが、資本・労働力・肥料を大量に投下するため土地生産性が高い。大都市周辺に見られ、特にヨーロッパの北海・地中海沿岸、北アメリカの大西洋沿岸地方で発達が著しい
オック語
南フランスのプロヴァンスやラングドック地方を中心とした地方の言語。プロヴァンス語ともいう。パリの方言が公用語化した近代フランス語とは異なる
オランダ語
西部ゲルマン語系に属する言語でオランダ人の言語。オランダ以外に南アメリカ大陸のスリナム、南アフリカ共和国のアフリカーナの間でも使用されている



カ行


拡大EC
加盟国が増え、その影響力が大きくなったEC。EC原加盟国の6ヶ国に対し、その後加盟した国を含めて呼ぶ場合に用いる
閣僚理事会
EUの最高意思決定機関。加盟国の閣僚が、それぞれの政府を代表して加盟国間の利害の調整を行う。
カスティリア語
スペイン語のこと。スペイン語は15世紀以後勢力を伸ばしたカスティリア王国の言語がスペイン語として公用語化。バルセロナを中心とするカタロニア地方は自治権拡大の要求が強いが、カタロニア語は12〜15世紀に栄えたアラゴン王朝の言語
カトリック
ローマを中心として古代末期から中世にかけて西ヨーロッパに広まったキリスト教。南ヨーロッパ、南アメリカ、東ヨーロッパの一部の国々に信徒が多い。ローマ法王が最高権力者
カルヴァン派
プロテスタント。予定説、禁欲と勤労の職業倫理が、西・北欧の勤労市民層に受容された
関税同盟
国家間で結ばれた関税についての協定。加盟国間で関税の引き下げや撤廃を行って貿易の自由をはかり、域外取引には共通関税を設けて加盟国間の結束と利益確保に当たることを目的とする。ベネルクス関税同盟などがその代表例
岩石砂漠(ハマダ)
:礫砂漠
基盤が地表に露出したり、或いは礫に覆われている砂漠。砂漠全体の約90%を占める
キリスト教
:カトリック
:プロテスタント
:東方正教
パレスチナでユダヤ教を基礎として、イエス=キリストによって創始された宗教。ヨーロッパの精神的支柱であり、近世以降、ヨーロッパ人の世界進出により、世界各地に広まった。聖典は、新約聖書と旧約聖書
ゲール語
ヨーロッパ先住民族ケルト人の使う言語。アイルランド、イギリスのスコットランド地方・ウェールズ地方、フランスのブルターニュ地方などに分布。現在、ゲール語はアイルランドの公用語であるが、話せる人は少数である
ゲルマン語系言語
:英語
:ドイツ語
:オランダ語
ゲルマン民族が使う言語。『北西ヨーロッパ』に多く分布している
穀物農業
:商業的穀物農業
稲・麦類・トウモロコシなどの穀物生産を中心とする農業。主穀農業ともいう。アジア式稲作・畑作農業は自給的、新大陸の企業的穀物農業は商業的に営まれる



サ行

砂丘
風で吹き寄せられた砂が作る地形。その形成される場所により、海岸砂丘と内陸砂丘に分けられる。砂丘の代表的な形として、風上側は楕円形の楯の形に膨らみ、風下側が三日月形に削り取られたバルハンがある。またこれと反対に風上側に急斜面を作る砂丘をマンハという
サハラ砂漠
アフリカ北部の砂漠。アフリカを北部と中部に分ける自然的境界。周辺地域では移牧が行われ、点在するオアシスを結んで隊商路が通じる。リビア・アルジェリアでは石油、ニジェールではウランの開発が行われる
三圃式農業
10世紀から11世紀アルプス以北(フランス、ドイツ)などで行われた方法。二圃式農業が、一年中降水に恵まれる北西ヨーロッパに進出していった結果、進化した農業方法。二圃式農業に夏作物(大麦・エン麦)を加え、冬作物→夏作物→休閑を繰り返す
サンモリッツ
スイス南東部、標高約1800mに位置する観光保養都市。3000m級の高山に囲まれ、冬季のスキー場、夏季の登山基地・避暑地として知られる。1928・48年に冬季オリンピックが開催
シベリア
ウラル山脈から東の広大な地域。東は太平洋側にある分水嶺以西、南はモンゴル・中国・カザフスタンに囲まれる。ウラル山脈からエニセイ川までの平原地域である西シベリア、エニセイ川、レナ川間の台地である中央シベリア、それ以東の山地を含む東シベリアに3分される。気候は大陸性で冬の寒さが厳しく、人口の大部分は南部のシベリア鉄道沿線に居住する。森林・水力・鉱産の諸資源に恵まれ、開発が進められている
自給的混合農業
食用作物栽培の比重が高く、商品化される畜産物の割合が少ない混合農業。商業的混合農業に比べ、資料作物が少なく、粗放的。旧ソ連・東ヨーロッパ・トルコなどに見られる
商業的穀物農業
小麦などの穀物を大規模に栽培し、その販売に重点をおく農業。企業的穀物農業あるいは企業的穀物農業ともいう。機械化の進んだ大規模粗放的農業で、労働生産性は極めて高い。新大陸やロシアなどの半乾燥地域を中心に分布する
商業的混合農業
飼料作物栽培の比重が高く、畜産物の販売に重点をおく混合農業。機械・肥料などを積極的に利用して合理的な経営を行い、労働生産性・土地生産性ともに高い。西ヨーロッパ、アメリカのトウモロコシ地帯、アルゼンチンのパンパなどに見られる
砂砂漠(エルグ)
砂に覆われた砂漠。代表的なものとしてタクラマカン砂漠。サハラ砂漠やアラビア砂漠でも一部見られるが、世界的には小面積を締めるに過ぎない
スペイン語
ラテン系民族のスペイン人の言語。スペインの他ブラジルを除く大部分の南アメリカ諸国で公用語として使用されている国際語
スラブ民族
主として東ヨーロッパやヨーロッパロシアに居住し、スラブ系の言語を用いる民族。東方正教やカトリックの信者が多い
スラブ語系言語
:ロシア語
:スロベニア語
:セルビア語
スラブ民族の使う言語。『東ヨーロッパとヨーロッパロシア』に多く分布している
スロベニア語
スロベニア共和国の主要言語。南スラブ語系に属する。クロアチア語と共にラテン文字を用いる
セルビア語
言語系統としては南スラブ語系に属するセルボ=クロアチア語。セルボ=クロアチア語は、使用する文字によって、ユーゴスラビア連邦の主要言語であるセルビア語(キリル文字)と、クロアチアの主要言語であるクロアチア語(ラテン文字)に分けられる



タ行

地中海性気候(Cs)
中緯度地方の大陸西岸に分布する温帯気候。夏は亜熱帯高気圧帯の影響で乾燥し、冬は偏西風の影響により比較的降雨に恵まれる。エリカ気候或いはオリーブ気候とも呼ぶ。地中海沿岸・カリフォルニア・チリ中部・アフリカ南端・オーストラリア南部などに分布
地中海式農業
地中海性気候(Cs)を利用して、耐寒性の強い樹木作物と自給用の作物を栽培する農業。高温乾燥の夏はオリーブ・ぶどう・柑橘類・コルクがしなどの生産を行い、温暖湿潤な冬は小麦などを栽培する。また、羊や山羊などの移牧も営まれ、灌漑が普及している。地中海沿岸の他、カリフォルニア・チリ中部・オーストラリア南東部などに見られる
ドイツ語
西部ゲルマン語系に属する言語でドイツ民族の言語。ドイツをはじめ、オーストリア・スイス・フランスのアルザス・ロレーヌ地方
東方正教
聖像崇拝問題を契機としてローマカトリック教会と分かれた、主に東ローマ帝国内のキリスト教。ギリシア正教としてコンスタンチノープルを中心としていたが、東ローマ帝国滅亡後は、各国・各地方の呼称が用いられている。主なものに、ギリシア正教・ロシア正教・セルビア正教・グルジア正教・ルーマニア正教など



ナ行

二圃式農業
ギリシア・ローマ時代、地中海で行われた農業方法で、冬の小麦栽培と休閑を繰り返す方法。俗に言う「地中海式農業」
ノルマン人
スカンジナビア半島及びバルト海沿岸に原住の北ゲルマン人。8世紀後半から活動を開始、海上より西欧に渡来して海岸付近を略奪、9世紀には内陸部に入り、やがて越冬し、一部は定着・建国のルートをたどった。その活動の原因は人口の増加と耕地の不足、従来は等格の存在だった王の強大化に不満な各地の首長が、東西に進出、活躍したものらしい



ハ行

バスク語
スペインとフランスの国境地帯のバスク地方に居住し、カトリックを信仰している民族の言語。両国のバスク人は統合、独立を目指している
東ローマ帝国「別称:ビザンツ帝国」(395〜1453)
テオドシウスの長子アルカディウスに始まる。都はコンスタンティノープル
フィン・ウゴル語系
主な言語としてフィンランド語、マジャール語、エストニア語など。アジア系、フン族の言語。フィンランドの「フィン」、ハンガリーの「ハン」などは、フン族のフンが語源
フランス語
ラテン語系民族のフランス人の言語で、英語と共に国際語として広く用いられている。旧フランス植民地のカナダ・インドシナ半島諸国・アフリカ諸国などでも公用語あるいは外交用語として、重要な役割を果たしている
プロテスタント
:ルター派
:カルヴァン派
:イギリス国教会
16Cにルターなどの宗教改革でローマ教会に抗議して成立したキリスト教。北・西ヨーロッパ、北アメリカの国々に信徒が多い
ベネルクス三国
ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの三国。関税に関する協定を1947年に締結。1958年にはベネルクス経済同盟に発展した。小国であった3国が域内の関税を撤廃し、域外との関税を共通することによって国内市場の拡大を目指し、ECの原型にもなった。また、ベネルクスの名前の由来は、各国の国名からで、ベルギーの「ベ」、ネーテルランドの「ネ」、ルクセンブルクの「ルク」
ポルトガル語
ポルトガルの公用語でラテン語系に属する。ブラジル・ギニアビサオ・アンゴラ・モザンビークなどでも公用語として用いられる



マ行

マーストリヒト条約
1991年オランダのマーストリヒトで開催されたEC首脳会議で同意されたローマ条約の改正。通貨統合を目指して1999年までにヨーロッパ中央銀行の設立、ヨーロッパ通貨単位(ユーロ)を共通単位とすること、非関税障壁の撤廃を通して経済統合の強化、共通の外交・安全保障政策の採用、EC共通の市民権の導入などを決め、滑降の利害との調整という課題を抱えながらヨーロッパ統合を促進させた



ヤ行

ユーロクラート
EU機関で働く加盟国の職員。その数は1万人以上に上る
ヨーロッパ委員会
閣僚理事会の決定事項を実施するため、20名からなる常設のヨーロッパ委員会が置かれている
ヨーロッパ議会
EUの政治的統合の第一段階ともいえる国際議会。将来は政治連合の基盤となる欧州憲法の作成を目指す。議員は、加盟国住民の直接選挙によって選出される。1975年設立。フランスのストラスブールに置かれている
ヨーロッパ裁判所
EUの最高裁判所。13名の裁判官によって構成され、ルクセンブルクに置かれている
ヨーロッパ中央銀行
EUの通貨統合の中心的な機関として設立。加盟国の各中央銀行と密接な関係を持つ



ラ行

酪農
飼料作物を栽培して乳牛を飼育し、酪製品の販売を目的として行われる農業。冷涼・湿潤な気候で消費地に近い地方に発達する。消費地に近接した地方では生乳・クリーム、遠隔地ではバター・チーズの生産地が多い。牧草・根菜類・エン麦やライ麦などの穀物を輪作する。設備・技術とも優れた集約的経営。西ヨーロッパの北海沿岸やアメリカ合衆国の五大湖沿岸などに分布する
ラテン語系言語
:フランス語
:オック語
:スペイン語
:カスティリア語
:ポルトガル語
:ロマンシュ(レートロマン)語
ラテン民族の使う言語。『南ヨーロッパの地中海沿岸とルーマニア』に多く分布している
輪栽式農業
18世紀以降行われるようになった方法。三圃式農業で休閑地だった場所を利用して家畜の飼料にする牧草(クローバー)や根菜(カブ・テンサイ)を栽培して輪作する方法。(根菜類は地力を回復する)牧草地ができたことにより、肉牛や豚、羊も多く飼育されるようになった。また、このころから本格的に農業に動物が使われるようになった。これには、「ノーフォーク農法」「フランドル農法」などもある
ルター派
プロテスタント。信仰義認説と聖書第一主義を中心とするルターの協議の信奉者。当初は反教皇・反皇帝の諸侯、勤労市民、農民に指示されたが、農民戦争を経て、ルターの趣旨が信仰の浄化徹底と現行秩序の維持にあることが知られてから、教会形成の基盤は、主にドイツ以北の領主階級・富農層に移っていった
礫砂漠
岩石砂漠のうち、礫に覆われているものを礫砂漠区別する場合がある
ロシア語
スラブ系民族のロシア人の言語。9世紀にキュリロスがギリシア文字を元に考案した、グラゴール文字から発達したキリル文字を使用
ロマンシュ(レートロマン)語
スイスの4つの公用語の1つ。ラテン語系に属し、ロマンス語ともいう
ロメ協定
EU諸国がかつての植民地であったアフリカ・カリブ海・太平洋地域の46ヶ国(地域の頭文字をとってACP諸国という)と結んだ経済協力協定。経済・技術の協力、援助、貿易の増大を目的とする。1975年締結



ワ行


A〜M

EC(ヨーロッパ共同体)「正式名称:European Community」
:拡大EC
:マーストリヒト条約
ヨーロッパ経済共同体・ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体・ヨーロッパ原子力共同体を統合した組織。1967年結成。本部はベルギーのブリュッセル。EEC原加盟国の6ヶ国をはじめとし、1973年にはイギリス・アイルランド・デンマーク、1981年にギリシア、1986年1月にスペイン・ポルトガルが加盟した。人口・国民総生産・貿易額・金保有量などはアメリカをしのぐ巨大な経済圏を形成
ECSC(ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体)「正式名称:European Coal and Steel Community」
石炭と鉄鋼の生産及び販売を共同で管理する組織。原加盟国はフランス・西ドイツ・イタリア・ベネルクス三国の6ヶ国。1952年、フランスの外相シューマンの提唱により結成
EEA(ヨーロッパ経済領域)「正式名称:European Economic Area」
1994年1月に発足した、当時のEC12ヶ国とスイス・リヒテンシュタインを除くEFTA5ヶ国により結成された自由貿易市場。人口・生産共に世界最大の市場
EEC(ヨーロッパ経済共同体)「正式名称:European Economic Community」
フランス・ドイツ・イタリア・ベネルクス三国の西ヨーロッパ6ヶ国からなる地域的経済統合。アメリカとソ連のに大経済圏に対抗して結成され、域内関税の撤廃、域外共通関税の設定、資本・労働力の移動の自由化などを定めている。1957年にローマ条約を承認することにより1958年発足
EFTA(ヨーロッパ自由貿易連合)「正式名称:European Free Trade Association」
工業製品の貿易の自由化と農産物の貿易の拡大を目的として組織されたヨーロッパの地域的経済統合。1960年発足。原加盟国はイギリス・デンマーク・スイス・スウェーデン・ノルウェー・オーストリア・ポルトガルの7ヶ国。1996年現在の加盟国はノルウェー・スイス・アイスランド・リヒテンシュタインの4ヶ国
EMS(ヨーロッパ通貨制度)「正式名称:European Monetary System」
EU域内にヨーロッパ通貨単位(ECU)を設定し、統一通貨圏をつくる政策。1995年、ユーロと呼称が決まった
EU(ヨーロッパ連合)「正式名称:European Union」
:閣僚理事会
:ユーロクラート
:ヨーロッパ委員会
:ヨーロッパ議会
:ヨーロッパ裁判所
:ヨーロッパ中央銀行
:ロメ協定
:EMS(ヨーロッパ通貨制度)
1993年のマーストリヒト条約発行以後、ECは統合をいっそう加速化、EUとなった。ヨーロッパ議会・ヨーロッパ委員会・閣僚委員会・ヨーロッパ裁判所が中心組織。EC12ヶ国に加えて、スウェーデン・フィンランド・オーストリアのEU加盟を承認し、1995年より15ヶ国となった。また、ロメ協定などによって、旧植民地諸国(ACP諸国)にも大きな影響力を持つ
EURATOM(ヨーロッパ原子力共同体)「正式名称:European Atomic Energy Communities」
EEC加盟6ヶ国が原子力の利用と開発を共同で行う組織



O〜Z